イザヤの預言は、大いなる光が輝き、闇を照らしたと告げています。
この光は、ベツレヘムにうまれました。そして、マリアのやさしい腕と、ヨセフの愛と、羊飼いたちの驚きに包まれました。天使が、救い主の誕生を羊飼いたちにこう告げたとき、そのことばが実現しました。
その「しるし」とは、その夜、神がこのうえなく身を低くされたことであり、また、神が愛をもってわたしたちの弱さ、苦しみ、不安、欲望、限界を引き受けてくださったことにほかなりません。
すべての人が待ち望み、心の底から求めているのは、まさに神のやさしさです。神は愛に満ちたまなざしでわたしたちをご覧になり、その貧しさを受け入れます。神はわたしたちの弱さを愛しておられるのです。