主のご降おめでとうございます  

 
 クリスマスのメッセージ 

 イザヤの預言は、大いなる光が輝き、闇を照らしたと告げています。

 この光は、ベツレヘムにうまれました。そして、マリアのやさしい腕と、ヨセフの愛と、羊飼いたちの驚きに包まれました。天使が、救い主の誕生を羊飼いたちにこう告げたとき、そのことばが実現しました。

    「あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている

乳飲み子を見つけるであろう。

これがあなたがたへのしるしである」(ルカ2・12)

その「しるし」とは、その夜、神がこのうえなく身を低くされたことであり、また、神が愛をもってわたしたちの弱さ、苦しみ、不安、欲望、限界を引き受けてくださったことにほかなりません。

すべての人が待ち望み、心の底から求めているのは、まさに神のやさしさです。神は愛に満ちたまなざしでわたしたちをご覧になり、その貧しさを受け入れます。神はわたしたちの弱さを愛しておられるのです。

「教皇フランシスコ講話集2」より

     

 


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