天と地をつなぐミサ ―主任司祭メッセージ 10/4―
イエズスさまはその公生活の初めに言われます。 そのときから、イエスは、 これはわたしたちが福音と呼ぶ、救いの「良い知らせ」です。神の国が近づいたので、 「いと高きところには栄光、神にあれ、 この天使たちの歌は、ミサの栄光の讃歌では次のようになります。
天のいと高きところには神に栄光、 しかし人間の心に罪が入ったときから、心に宿っているはずの天は地と分かれて、 天が地を高く超えているように わたしの道は、あなたたちの道を なお、天と地をつなぐ神さまの救い、その愛の業にわたしたちが加えられるためにミサが ことに、これを表しているのは、ミサの中のエウカリスチア(感謝の祭儀)の部分です。 この三つの段階を通して、わたしたちの死にまみれたはかないいのちは、死に勝たれた 主イエズス・キリストの「死と復活」と一つになること、それは、わたしたちの内に 使徒パウロの言葉を借りれば、わたしたちは「天に属する者」となっているのです。 最初の人は土ででき、地に属する者であり、 この神秘は、ミサの聖変化の神秘と深くつながっています。 次回はこの点、奉納についてお話ししたいと思います。 ではまた来週!!
カトリック百合ヶ丘教会主任司祭 マリオ・ビアンキン
しばらくの間、ミサそのものをテーマにしてメッセージを続けていきます。
* 典礼用に、日本の司教団は「新共同訳」の聖書を使うように定めています。
ここに載せる聖書は、「新共同訳」の聖書です。 |
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