連願
水の祝福のため、またその水で洗礼を受ける人々のため、諸聖人の取り次ぎを願って連願が歌われます。
水の祝別
水はいのちのためになくてはならないものです。同時に洗い清めるものでもあります。神は、この水のしるしによって新しいいのちを与え、罪を取り去ってくださいます。そのために司祭は、聖霊の働きを祈り求めて洗礼のための水を祝福します。
悪霊の拒否
神に従うか、神以外のものに従うか、態度をはっきりと表す信仰の表明が必要です。それは「悪を捨て、神に従う」という二つの意志表示によってなされます。
信仰宣言
洗礼
頭に水が三度注がれるのは、父と子と聖霊のいのちにあずかる者となることを表しています。
聖香油の塗油
司祭は洗礼者の額に油を塗ります。塗油によって聖霊が注がれ、キリストの祭司職、預言職、牧職にあずかる使命を授けられたことを意味します。
白衣の授与
受洗者に白い布または白いベールがわたされます。洗礼によって受ける恵みを衣服にたとえ、その衣服を罪で汚さないよう、失わないよう警戒して歩みなさいと教会はすすめます。
ローソクの授与
洗礼を受けた人は、復活のローソクから灯されたローソクを代父母から渡されます。「キリストの光をもたらす者となりなさい」と言う意味です。
洗礼名の授与
洗礼によって新しいいのちに生まれた人に新しい名前が与えられます。
聖人の信仰と聖徳にならって生きたいと願い、また神の恵みの取次ぎを願うために、自分に合っていると思う聖人の名前をいただきます。 |