ゆりこさんの初めての教会 その6

灰の水曜日・四旬節始まる(2)

2月25日 『灰の水曜日』
紫色の祭服を着た司祭が入場し、ミサが始まりました。

ゆりこ

(・・・神父さまの服が紫だわ。待降節のときと同じ・・そうだ、紫は回心を表す色だって言ってたわ!・・・)

福音の朗読(マタイ6・1-6 16-18)が終わり、司祭の説教の後、
灰の祝福が行われました。
そして、司祭はその灰を一人ひとりの頭にかけ、
「あなたは塵(ちり)であり、塵(ちり)に帰っていくのです。回心して福音を信じなさい。」と唱えます。

灰を頭にかける

「あなたは塵であり、塵に帰っていくのです。」
「あなたは塵であり、塵に帰っていくのです。」
「あなたは塵であり、塵に帰っていくのです。」
・・・・

その後、いつものようにミサは進み、終わりました。

フラン

ゆりこさん、いかがでしたか?

ゆりこ

えぇ、とても静かなミサで神父さまの「あなたはちりであり、ちりに帰っていくのです。」という言葉がとても心にひびきました。

自分が「ちいさなもの、はかないもの」であることを忘れ、すぐ思い上がってしまいます。だから、今日の気持ちを忘れないようにしたいです。

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