「ごらんよ空の鳥」の箇所です。ここは好きでもあり嫌いでもある箇所‥「何を飲もうか、何を食べようかと思い悩むな」‥いやしかし、それを考えている時が一番幸せなんですがね。まぁ飲む物は決まってるんですが。例えば居酒屋でメニューを眺めてる時のワクワク感。それをダメって言われたら‥ブツブツ‥って感じです。
他方で、色々なことを考えさせられる箇所でもあります。「あなたがたは鳥よりも価値あるものではないか」‥ホントかなぁ?とよく思います。ものの本で読んだのですが、地球では今まで五回の大絶滅の時期があったんだそうです。大昔ですが。第一 は4億4400万年前、第二は3億7400万年前、第三は2億5000万年前、第四は2億年前、第五は6500万年前、この第五が恐竜絶滅です。いずれも惑星や隕石などが地球に衝突し、環境が激しく変化したために全生物の70~90%が絶滅したそうです。しかしある科学者によると、哺乳類の時代の幕開けと共に、現在は第六の絶滅が迫っているとの指摘があります。現実に、実は1時間ごとに3~4の種(植物も含めて)が絶滅、年間だとなんと3万種が絶滅しているそうです。なので北欧に種の保存のための施設が造られたりしてるわけですが、これもある科学者によれば、今までの絶滅期と違って、これはすべて人間が原因である‥と。そんなわたしたちは、果たして鳥よりも優れたものなのか‥と思ってしまいます。
また他方で「栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった」‥ここは大好きです。所詮人間のすることは小さなことで、神さまのわざはそれを大きく超えている‥人間はそれを模倣しているにすぎません。
いずれにしても、わたしたちは神の恵みの中で生きている、生かされている。食べるものも、着るものもすべて神から与えられたもの、そこを離れてしまったら、間違った方向に行ってしまうということでしょう。
昨年はわたしが結婚式をしたカップルが次々に出産して、とても嬉しく思いました。信仰のあるなしにかかわらず「授かりもの」というのも、いい言葉だと思いますね。身の回りの一つひとつのことの中に、そして人生の大きなことの中に、わたしたちが神さまによって「生かされている」ことのしるしが示されている。そんな「しるし」に、日々気づいていたいと思います。
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