1. 入院加療が必要と言われたときに
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ああ 天のお父さま
入院しなければならないと分かった今は
どうか心を迷わせることがありませんように。
心配すれば事態がより悪くなるだけですし
心配すれば回復をそれだけよけいに遅らせるのだと
分からせてください。
わたしが家にいるときとおなじように、病院のベッドでも
神さまの近くにいることを覚えさせてください。
心に平安を与えてください。
それがなければ肉体の健康もありえないのを
私は知っています。
パウロが知り得たことをわたしにも・・・・
わたしは、自分の置かれた境遇に満足することを習い覚えたのです。
(フィリピ4・11)
恐れを風と共に去らせ
うろたえず希望をもつのです。
神はあなたの嘆きを聴き、涙の滴を数えられる。
神はあなたの頭を上げてくださる。
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『慰めの祈り―病むときに―』ウイリアム・バークレー著
小塩トシ子訳 日本キリスト教団出版局